掛軸の買取をお考えならアジアアートギャラリー

今回は骨董品を集めている方の中でも比較的人気の高い『掛け軸』についての買取情報について細かく解説していきます。 今現在40代や50代くらいの年齢の方であれば、実家の床の間に掛け軸があったなあ…などと思いだしたりすることはないでしょうか? 和室のあるような家庭で現在80代や90代になるようなご両親がいる世代の方は過去に一度は見かけたことも多いかと思います。 骨董品に該当するかどうか、は実際に査定しなければ判断することは難しいですが、床の間といえば掛け軸というほどポピュラーな美術品だと言えるでしょう。 では、実際に『掛け軸』を査定する時にはどのようなことに注目すべきなのでしょうか。

骨董品としての掛け軸とは?

掛け軸は大きく分けて2つの種類に分類されます。 大別すると『書』と呼ばれる書家やお寺に由来した物であり、場合によっては軍人さんなどが残したもの、政治家の方が残したものなども存在しています。 もう1つは『絵画』であり、水墨画や浮世絵など室町時代から江戸時代にかけて多く制作された作品が多く、絵画では狩野派と呼ばれる絵師の人たちの作品も有名です。 いずれの場合でも、歴史的な価値が高いもの、希少性の高いものなどは高価になりますが、贋作なども多く存在しているため、真贋の鑑定は必須だと言えます。 書であっても絵画であっても、時代や作者によって大きく価値も変動します。

骨董品に需要はあるのか?

そもそも、骨董品に興味のない人から見れば、単なる古い品物だとしか認識出来ませんが、歴史的な価値や希少価値、製作者の技術、美術的価値を含めて、骨董品を集めている方は大勢いらっしゃいます。 骨董品は比較的に高価な品物なども多いため、ご家族にはあまり公にせず収集されている方も多いにが事実です。 そのため、前の所有者であった家族が亡くなった際などに大量に骨董品が出てくる、ということもあるため、それら骨董品の価値が分からない場合は、そのまま処分してしまうことも。 場合によっては相続財産としても数えられるような金額になることもありますし、まずは専門家に査定をお願いしてみることをおすすめします。 もしも現在あなたのお手元に『家族では価値は分からないけど残された骨董品』などがそのままある、という場合には、処分前にぜひ一度弊社にご相談下さい。

ポイント①掛け軸の査定前にチェックすべき付属品

いわゆる『骨董品としての価値』を持つような掛け軸には付属品などが残っていることも多いです。また、査定をするときにも真贋鑑定に役立ち、買取価格を高める要素にもなりますので、付属品がある場合には査定時に一緒に見させていただけると判断がしやすくなります。 以下で代表的な付属品について紹介していきます。

ポイント②桐箱(きりばこ)

インテリアの要素が強い近年の掛け軸は紙製の箱に入っていることが多いですが、骨董品にあたる掛け軸はしっかりとした桐箱に入っていることがまず挙げられます。 もちろん、場合によっては掛け軸そのものだけが残っている場合もありますので一概には言えませんが、もしも桐箱がお手元にある場合には一緒にお持ちいただくことが望ましいです。

ポイント③題名や押印などの有無

上記の桐箱とセットのようなチェックポイントになりますが、由緒ある作品には桐箱に題名が記されていたり、箱の裏側などに押印されている場合があります。 これらは掛け軸の製作者の判別や、掛け軸そのものの作品価値を判断する重要なポイントになります。他にも『落款(らっかん)』と呼ばれる作者の意図的な署名などが入っていることもあります。

ポイント④作品に付随する書や手紙など

掛け軸や桐箱以外の付属品で言えば、作品を作った経緯や製作時に同時に書かれた書などが同封されているものもあります。多くの場合は作家である方が自筆で書かれたものであるので作品の真贋証明に役立ちます。 特に戦国時代に制作されたものや、著名人から著名人へと送られたようなものには手紙などが存在していることが多いのです。 これらが同封されている作品には非常に信ぴょう性が高まるため、査定結果に大きな影響を与えます。

ポイント⑤掛け軸の査定において人気の作品は有利

骨董品として取引される掛け軸にはいわゆる、人気作家の作品や、著名人が作った作品なども含まれます。これら人気作家や著名人などが製作した掛け軸などは骨董品の収集家の中でも人気があり、場合によっては数百万単位で取引されることもあります。 また、文化財としての価値も高いものがあるので、美術館などが買取を希望することもあるのです。人気作家さんの掛け軸などはレプリカなども数多く作られているため、少し知識のある人でも見落としてしまう可能性が充分に考えられます。 人気の作品や作家については多くの人が知っているため、骨董品として需要も上がることから市場価格も安定する傾向にあります。

掛け軸としての絵画

山水画と呼ばれるものや水墨画なども江戸時代の作品を中心に人気のある骨董品です。 同時代に作られた物であれば浮世絵、寺院や仏教にまつわる仏図や涅槃図なども骨董的な価値が認められています。 同作品には日本で描かれた作品もありますが、中国から日本へと入ってきた作品なども存在しているため、日本の骨董品市場でも比較的数多くみかけることがあります。 また、チェックポイントとしても紹介した『落款(らっかん)』が絵画そのものに押されていることもありますが、やはり普通の人には誰の印であるかを判別することは難しいのです。 もしも絵の部分に落款が押されているような掛け軸などを鑑定してもらう場合には、専門家に調べてもらうことをおすすめ致します。

中国書画は落款を含めて鑑賞される作品

中国書画という作品は、当然ながら作品自体にも価値を認められますが、多くの場合は落款も含めて鑑賞されることが多いのです。 これは、落款自体の芸術性が認められていることもあり、過去の文人などが残した書体に価値を見出しているという根拠が挙げられます。 しかし、前述したように落款の判断には専門家の知識が必要になります。

汚れや破れのある掛け軸は買取が出来ない?

多くのみなさんは残された骨董品の掛け軸などを見て【汚れ】や【破れ】などの傷みがある場合に、価値が全くないと考えてしまうことが多いようです。 しかし、汚れや破れを始めとした傷みのある状態であっても、作品によっては非常に高額で取引されることもあるのです。じっさいにオークションサイトなどであっても数百万円という金額で落札されることなどがあるため、しっかりと骨董品の市場で買い手を探せば、しっかりとした価格で販売することが出来ます。 市場に買い手が多く存在しているということは、弊社のような買取専門業者も必然的に高額で買取をさせていただけるということです。 もちろん、全ての掛け軸が高額買取になることはありませんが、しっかりと骨董品の価値を持っている場合には汚れや破れがある状態でも買取をすることが可能なばかりか、高額での買取を行うこともあります。

傷みを理由に処分するのはもったいない!

ここまで紹介してきたように、骨董品の知識を持っていない方が見ると、汚れていて価値がなさそうだな…と思ってしまうような作品であっても、しっかりとした査定金額が付く可能性も0ではありません。 一見するだけではこれらの判断は出来ない上に、価値のある作品であっても処分してしまっては金銭的にも、文化的にも大きな損失になってしまいます。 こういった損失を防ぐためにも、掛け軸の処分前にはぜひ一度弊社にご相談下さいませ。

掛け軸の買取に関するまとめ

今回は骨董品の中でも、幅広く愛好家の存在している『掛け軸』について紹介をさせて頂きました。 処分を検討している掛け軸が自宅に残っているという場合には、まず専門家に買取の相談をしてみてください。骨董品とは名前の通り、文化的な価値などが認められる希少性のあるものですから、価格が付くかどうかは査定をしてみないことには分かりません。 価値の不明なまま処分をしてしまえば、万が一貴重なものであってもこの世からその作品はなくなってしまいます。ぜひ一度掛け軸の査定をさせていただければと思います。